私の周りの起業人・フリーランス①
StartupGarageスタッフの小澤です。
私の周りには起業した人やフリーランスで頑張ってる人が意外と大勢います。
StartupGarageの運営スタッフとなり、その人たちがどのようにして起業したのか、きっかけや経緯について「知りたい」と思いました。
早速お会いしてお願いすると、楽しそうに語ってくれました。
順に紹介いたします。
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彼女はフリーランスの音楽講師です。
専門のドラムメジャー(指揮者)との出会いは、幼稚園のマーチングバンドでの経験でした。
小学校でもドラムメジャーとなり、受講した講習会で運命の先生と出会います。
その先生の指導するマーチングバンドで、本格的に指導を受けるようになりました。
そして「ドラムメジャー(指揮者)は全てのパートがわからないと務まらない」との教えによりトランペット、ドラム(太鼓)、バトンなど全パートを勉強し習得したそうです。
私が初めて彼女に出会ったのは彼女が中学生の時でした。
コンクールのスネアドラム(小太鼓)ソロの部で優秀賞を受賞するなど、才能は際立っていました。
それでも金銭面と家庭環境の制限もあり、プロプレーヤーへの道は諦めざるを得なかったようです。
そんな中、高校生になりマーチング講師の資格を取得。
先生について近隣の園や小学校を指導して回るようになります。
教諭の資格を取得しマーチングをやっている幼稚園へ就職したのは、「裏方でもいいので音楽に携わりたい」との思いからだったようです。
<フリーランスへ>
やがて、出産し育児のために退職します。
しばらくして、勤務していた園に出入りしていた業者から、マーチング講習会の講師を依頼されます。
これがフリーランスの音楽講師となったきっかけだったそうです。
子どもの成長と共に時間のゆとりも出てきて、徐々に仕事の幅を広げていきます。
必死で勉強をして新たな楽器の指導もできるようになりました。
現在では、マーチングをはじめ、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、和太鼓と幅広く指導しています。
「とくに年齢の低い園児の場合などは、いかに興味を持たせるか、そしてどうすれば飽きさせないかが重要」ということで、試行錯誤の上確立した独自の指導法が、彼女のセールスポイントになりました。
「今日失敗したら次呼んでもらえないかもしれないと思って、1日1日が真剣勝負なんです。」という言葉はとても印象的でした。