2つの起業家タイプ

起業にはシンプルだが2つのタイプがある。

  • 市場の規模を理解して起業する市場優先起業タイプ
  • 自分の経験から起業する原体験起業タイプ

どちらの起業タイプが良い悪いということではなく、これまでの相談案件と私の経験からこのタイプだろうという答えになった。

 

相談はどちらが多いのか?

市場優先起業タイプと原体験起業タイプのどちらが相談に来るかというと圧倒的に原体験起業タイプが多い。

市場優先起業タイプは事業をスタートすると儲けが出始めて経営は安定することが大体理解できている。市場優先の場合はすでにビジネスモデルが確立されていて参入障壁が低く比較的安定したビジネスになるのが特徴で最大の強みだ。そのため、相談に来ることは少なくどんどん前に進んでいく。

 

一方、原体験起業タイプは、そもそも「その事業、儲かるの?」という地点からスタートとなる。
前例のない事業の場合は尚更で多くの人たちに「それは無理じゃない?」「儲からないからやめておきなよ」「それ、誰が買うの?」とナチュラルドリームキラー得意の起業精神を抹殺する強力な呪文を唱えてくる。

呪文は基本、正論で全然間違っていない。真っ当な人ほどその呪文を唱えるのだ。そして、それは本当に心配してたり、本気でアドバイしてくれる。

原体験起業タイプはそれは理解しているし、信頼している人からのアドバイスなので有難く思っている。頭では理解しているがそれでも原体験起業タイプは前に進みたい。

前に進む理由

原体験起業タイプの原体験は様々なタイプがあるが、その根本にあるのはネガティブなモノであることが多い。挫折や不安、後悔、理不尽な出来事などである。それらが起業への原動力となり、ネガティブなモノやコトをポジティブにするために起業を選択する。

本人たちからすれば、バスや電車で妊婦さんや高齢者に席を譲るし、スーパーで迷子の子を見つけたら声をかける。誰か困っていたり悩んでいたら声をかけてなんとかしようとする。それと変わらないことなのだ。

そして、起業にかける熱量はかなりある。そのため、起業精神を抹殺する強力な呪文が唱えられたとしてもその熱量が減ることはない。逆に「絶対やったるぞー!」っとより燃える。

 

儲けの設計を

ここまではいい話でよくあるのだけど、私としては「どんなに良いものでも継続できなければ意味がない」と伝える。

原体験から誕生したビジネスが本当に社会に役立ち、ネガティブなモノやコトをポジティブに変えることができるのだとしたら、そのビジネスは儲かる仕組みを作り上げて事業が安定し拡大するように設計しなければならない。

ビジネスにおいて儲けは正義だ。そのため、これは良いサービスに加えて儲かるビジネスという視点を組み合わせなければいけない。

良いことをしようと考えるとボランティア精神が働きお金を少なくまたは必要ないと考えがちであるが、それは間違いでしっかりと儲けを出すビジネスにしなければならない。原体験起業家タイプは常にこの視点を持ち前進して欲しいと思う。

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