時代変化に適応できる柔軟な経営を

私事で恐縮なのですが、先日、弊社(株式会社Performance Reha)が7期目を迎えることができました。
今期はスタッフ2名が加わり合計9名になります。今期はさらにパワーアップして事業を展開していくことになります。

 

ここまで順調なようでありますが、起業当初は本当に失敗ばかりで結果が出ず、起業することだけに囚われて経営を意識できていませんでした。その最初の半年間は本当に辛かったです。

ただ、あの時、必死に考えてあれやこれやと様々なことにチャレンジして、「あっこれだ」っと気付いたことに集中して行ったことがその後のベースとなり、それが繋がって行ったのだと考えています。

 

弊社は当初の事業は鍼灸治療院とパーソナルトレーニングの2つでした。

この2つの事業にした第1の理由は、私たちの強みを活かした事業を作るっというところにありました。私たちなりの健康をサポートする事業を考えた結果ですが、ブランディングもマーケティングも営業もできていない状況で健康に関わる事業(ヘルスケアビジネス)が成功するはずもなく冒頭でも述べたように辛い時期が続きました。

それから事業をなんとか続けていき、技術と知識を広めるセミナー事業、介護事業をサポートするコンサルティング事業が軌道に乗り始め、徐々にですが上昇気球に乗り始めました。

 

それからは紆余曲折ありながらもスタッフは増え、事業も拡大しています。

現在では、上記の2つに加え、インソール事業、接骨院事業、体操教室、バスケットボールスクール事業、行政からの委託事業(介護予防、健康、学校環境)と確実に会社の形態が変わりつつあります。

辛いあの時期に「あっこれだ」っと気付いたことは、現在、ここスタートアップガレージで起業や新規事業の相談対応でお伝えできるまでになってきました。

 

ブランド力はあるか

「あっこれだ」っと気付いた一部をお伝えしますね。

 

それはブランド力です。現在、あなたや経営している会社・事業にブランド力がありますか?

ブランドを簡潔に表現すると、あなた(企業)=〇〇となる必要があります。これはマーケティングにも言えることですが、このあなた(企業)=〇〇を狙った通りブランディングしていくことが重要なのです。

企業のサイズによってブランドは異なりますが、今の時代、個人と企業の距離は比較的近いものになり、それを意識するかどうかで大きな違いが生まれます。

ブランドというのは公衆に伝播して個人に浸透していきます。そして個人の中で成長していくのです。

共通認識の中でブランドはある程度共通するものですが、個人に浸透したブランドは独自に成長して行くことになり良くも悪くもあなたや企業へのブランドとして根付きます。

 

伝播、浸透、成長はマーケティングの領域ではありますが、それ自体はブランドであり、そのブランドがあなたと企業と同じ方向を向いているかどうかが重要なのです。

 

もう少し掘り下げるとブランドとは提供する価値です。そこには顧客のインサイトを知り、本当の課題を理解しているかどうかが重要となります。そして、あなた(企業)=〇〇となるようにブランドを伝え根付いて成長していくように働きかけるのです。これは心理学ではインセプションと言いますが、顧客とのタッチポイントでは常に意識しなければなりません。

 

自分の手から離れたブランドは独自に成長していきます。そこには良いブランドと悪いブランドがあり、経営が順調であれば良いブランドの割合が多い状況です。逆に経営が順調でなければ、それは悪いブランドが成長しているか、間違った方向にブランディングをしているかのいずれかになっていることが考えられます。

 

時代は常に変化しており、顧客の求める価値も変わります。
そのため、経営も柔軟に対応していく必要があります。ただ、闇雲に展開するのではなくあなたや企業が作り上げているブランドを大切にした経営展開が重要となるのです。

 

なんども述べますが、ブランドは根付き成長していくのです。私たちは成長したブランドを裏切ってはいけません。

 

 

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