まさかだと思うが、それが簡単に叶うと思ってたかい?

私は性格柄からかビジネスアイディアを頭の中でよく思いつく、その数は毎月10個ほどだろうか。

その中から実際にノートに書き出す頃にはアイディアは半分くらいになる。

次にA4に簡単なビジネスモデルを描き上げるのは2〜3個程度になる。

そして、最後に実行し実現するのは0だったりする。

その時、もう1人の自分が心の中で言う。
「まさかだと思うが、それが簡単に叶うと思っていたかい?」

「そのまさかだよ」っと心の中の自分に言う。

自分が足りてないことを知る。

ビジネスアイディアで夢を見る

ビジネスアイディアは気持ちいい夢を見せてくれる。
自分の考えたビジネスアイディアの全てが上手く行く、全てが順風満帆で進んで行く。

目の前に立ちはだかるものなど何もなく綺麗な一本道がゴールまでまっすぐ伸びている。

 

心地いい。
とても、心地いい。

ビジネスアイディアは幸福感と満足感が依存性を引き連れてやってくる。それが素晴らしい夢を見せてくれるのだ。

しかし、現実に戻れば何も実現できないのだと嫌でも知ることになる。どうして、こんなにも怠け者で楽観的に考えられるのか呆れてもしまう。

 

足す

今日、NBAドラフトがあり、1巡目9番目で日本人選手の名前が呼ばれた。
日本人選手には無理だと言われたバスケットボール界最高峰のリーグNBAに日本人がドラフトで指名を受けたのだ。しかも、世界中のバスケットボール選手の中から9番目にだ。

インタビューでは、ここまでの道のやり支えてくれた人たちへの感謝が述べられていた。彼だけでなく、ドラフトで名前を呼ばれた選手それぞれのエピソードは感情が揺さぶれるほどのものだった。

幼い頃の夢を叶えるためにそれ以外を犠牲にしてきたこと、怪我を乗り越えてきたこと、世間が低い評価でも自分を信じたこと、応援してくれる人が全力で支えてくれたこと、どの選手たちも夢を叶えるための綺麗な道は一本もなかった。

実現させたいことがあるなら厳しい道でも歩みを止めずに、ゆっくりでも進んで行く一歩が必要だ

 

私はその一歩を足さなくてならない。

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