起業の継続性
今回は起業の継続性について考えます。
例えばこれから起業をして200,000円の利益を出したいと考えるとします。まず初めににどのように利益をつくっていけば良いかを考えると思います。
以下はその際の参考例です。
①時給1,000円で200時間労働する。
②10,000円の仕事を月20回受託する。
③50,000円の仕事を4者から受託する。
④200,000円の仕事を1者から受託する。
原価無しとして考えた場合、どのケースにおいても200,000円の利益になります。
①の場合は所謂、アルバイトやパートといったケースが主となると思います。
②はその都度、依頼を受けて仕事をすることになります。ランサーズやクラウドワークスといったプラットフォームを活用するというのも手段の一つです。
③については主に企業から受託する案件だと考えられます。最も重要なのは契約の期間です。1ヶ月契約なのか、3ヶ月なのか、1年間なのか…。契約期間が長ければ長いほど収入は安定します。
④は企業からの業務受託等が想定されます。企業からの信頼がなければ難しいと言えます。契約の期間が非常に重要です。収入の全てを1者に頼っており、契約の終了と同時に利益はゼロになります。そのため初期段階の契約が非常に大切といえます。
以上のように全て同じ200,000円を稼ぐにしても様々なパターンがあります。起業をする上で、安定した収益をあげるために中長期の戦略も大切になると考えています。
そして、これは消費者へのサービス・商品販売にも共通します。いかに継続的にそのサービスを利用していただくか。いかにその商品を継続的に購入していただくか。リピート率を高めることは最も重要な要素のひとつと言えます。
また、事業が安定してきたらそこからどのように発展させていくか、次の展開にどう繋げていくかということを並行して視野を広げて考えていくことで拡大性は高まります。
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起業について活発に議論され、埋め尽くされたホワイトボード(スタートアップガレージ)