集客はまず自分でやる。

ビジネスの課題は詰まるところ、集客と組織マネジメントだ。

規模は違えどこの課題は誰もが直面しているし、どの分野でもこの2つの事業は常に成長している。

 

集客においては、いつの時代も口コミが最大の効力を発揮するが、それらを強力に補填してくれるのはSNSとWebの活用だ。テレビなどのマスメディアもあるが活用出来る企業は少ない。

組織マネジメントは、求人や福利厚生、リーダー研修などあの手この手で対応している企業があるが、基本的に売り上げがあり、各階層の欲求を満たす組織は平和で活力があり離職率が低く、新規事業の創出がスムーズに行く。

そして、この2つの課題を解決してくれる事業支援企業は多く業績もいい。

みんなそれほど悩んでいるのだ。

 

集客においては様々な手法があり、ネットでも本でも様々な情報がある。どれも効果がありそうだが実は再現率が意外と低い。

ある企業が成功した集客方法はそのまま同じ業界内でも必ず成功するとは限らない。
ブランド力やコンテンツ力などそれぞれの値が異なるため、成功した企業の集客方法を真似ても上手くいかないのだ。

集客に共通する2つのこと

集客について共通して重要な部分は2つある。

  1. 磨かれたコンテンツ
  2. 顧客とのコミュニケーション

コンテンツに十分な魅力があれば顧客とつながる導線をいくつか創り、顧客とのコミュニケーションを良好なものにすることで集客はスムーズに行く。

ここで勘違いしやすいのはコンテンツの魅力が誰にとっての魅力か?ということだ。

コンテンツの魅力はもちろん顧客が感じることであって提供する企業や個人のことではない。

顧客が魅力を感じ求めているものを理解するには大変な労力が必要になる。この顧客理解に汗を流すことが集客で困っている企業や個人がすることなのだが意外とこれをやらない。

まずは顧客を理解しよう。

誰があなたのコンテンツやサービスを必要としているのかを理解するのだ。

コミュニケーションは対面でもSNS、Webでも出来る。ある調査では公式アカウントからのリアクションは好感触のようでロイヤルカスタマーへの鍵となりそうだ。
特に零細企業はコミュニケーションが必要になる。

コミュニケーションは信頼の積み重ねになる。信頼が生まれにくい小さな企業や個人事業ほど積極的に顧客とコミュニケーションを取ることをオススメする。

顧客だけでなく、見込み客や無関心層にも話す内容は違えどコミュニケーションを取る必要がある。

ここで唯一注意して欲しいのは、コミュニケーション=セールスではないということ。
勘違いしてしまう人はここでセールスをする。

みんな売り込み、売り込まれる。みんな営業が嫌いだ。

コミュニケーションはその人となりが表れるが注意して欲しいのは、その人が何に困っているかとその困りごとは自分(企業)の仕事で解決できるか?を考える。

コミュニケーションのテクニックは幾つかあるが、基本は質問力。質問の設定、その答えの予測、予測と実際の答えの差分、答えの中のインサイト。ざっと挙げただけでも多くのことが得られ、コンテンツを磨くことにつながる。結果として、顧客が欲していたものが目の前に現れ喜んでもらえる。

 

集客に困っているのならまずは自分でやろう。

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