起業家はなぜ寝た方がいいのか
みなさんの睡眠時間はどれくらいだろうか?
4時間?
5時間?
6時間?
働き盛りの国民の多くは5時間から7時間未満の睡眠とのデータがあるが、これは健康的な睡眠であるとは言い難い。
夜型だから夜の方が働きやすいという理由が最もかもしれないが、多くの人たちは比較的朝の方が仕事の処理能力、生産性は高いことで知られている。クリエイティブな仕事をしている人は尚のこと午前のゴールデンタイムを活用した方がいい。
さて、タイトルの起業家はなぜ寝た方がいいのかという答えだが、最もな答えとしては、寝た方がポジティブ思考になるからだ。
それだけと思うかもしれないが、起業家は決断の日々だ。それに起業してすぐは事業が上手く行くまでに死の谷を下る。そんな時に日々の思考がポジティブでなければ最良の判断はできない。
残酷すぎる成功法則9割まちがえる「その常識」を科学するではこう書いてある。
睡眠不足は、疲労度や思考の明晰度に影響するだけでない。情緒面にも影響を及ぼす。誰でも疲れて不機嫌な時があるが、睡眠不足になるとそれに拍車がかかり、認知機能のレベルにまで影響が及ぶ。体が疲れ果てると、脳はネガティブな側面に焦点を置くようになる。
起業家は心身ともにタフでなくてはならない。
実のところ私も創業当初はすこぶる寝不足の状態だった。
未熟な部分を補うために必死に夜な夜な仕事をしていた。その反面、段々と思考はネガティブな思考が大半を占めるようになっていった。
「こんなことをやっても無駄じゃないか?」「そもそも社会に必要とされていないのでは?」寝ても良く寝れず睡眠の質は本当に最悪だった。
ヘルスケアビジネスで創業したにも関わらず自分の健康が損なわれているという皮肉な状況だった。
睡眠不足と睡眠の質の悪さを改善することができたのは、創業から1年以上が過ぎた頃でした。意識して寝るようにしていき、睡眠時間を徐々に伸ばしていった。結果として、決断力は上がり、仕事のタスクもできる限り早く処理することがでるようになった。
現在は、安定した睡眠時間の確保ができない時もあるが(その時は処理速度が低下する)、創業した当初の視野の狭さとネガティブな思考は今はほとんどない。
このブログを読んで素直に寝れる人はいないと判っている。それでも、私はとにかく7時間寝ることをお勧めする。充実した睡眠にはあなた本来の能力が最大限に発揮される要素が詰まっているのに対し、睡眠不足には1ミリも1秒もメリットはないのだ。
株式会社 琉球ストラテジー 代表取締役
主な活動分野はウェルネスビジネス。健康、働き方、スポーツに関わる仕事をしています。
理学療法士、トレーナーの仕事の他、起業や新規事業のアドバイザーをしています。マーケティングとブランディングが好きで戦略思考でビジネスをサポートしています。
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