仕事に効く⁉︎映画紹介ブログ(旅のおわり世界のはじまり編)
スタートアップガレージナビゲーターの湊本(みなもと)です。とよはしまちなかスロータウン映画祭実行委員で、映画大好きな私が書く「仕事に効く⁉︎映画紹介ブログ」です。劇場公開の最新作品をご紹介致します。これを読んで映画を観れば、きっとあなたの仕事に効く事⁉︎間違いなしです。
旅のおわり世界のはじまり
いつか舞台で歌を歌うという夢を胸に秘めたテレビ番組のリポーターの葉子(前田敦子)。葉子は、巨大な湖に潜む幻の怪魚を探すという番組の制作のため、かつてシルクロードの中心として栄えたウズベキスタン共和国の地を訪れる。早速、番組収録を始めた葉子たちだったが、思うようにいかない異国の地でのロケに、番組クルーたちもいらだちを募らせていく。そんなある日、撮影が終わり、ひとり町に出た葉子は、かすかな歌声に導かれ、美しい装飾の施された劇場に迷い込む…。
心の声を聴く
不器用で、どこか不安定な主人公の葉子。しかし自分の目標は、しっかり持っています。心の底から聴こえてくる正直な声を、聴く事ができる人間なんでしょうね。他の登場人物も、同じ様なシーンがあります。決して上手いとはいえない言葉で(ってそういう演技で!)、伝えるシーンは胸が熱くなります。
でもやるんだよ
葉子が本来の目標ではないTVリポーターに、体当たりで向かっていく様々なシーンが印象的です。まるでドキュメンタリー映画、監督も意図的に撮影した様ですが前田敦子の存在感が抜群です。与えられた困難な仕事に、考えて工夫して全力で取り組む。私の好きな言葉【でもやるんだよ】を体現している映画でした。
言葉も通じない異国に放り込まれた女性が、とまどい、時に怯えながら、自分の殻から踏み出そうとする・・・。2回ある【あのシーン】はどちらも圧巻、痺れます!「自分の夢」「働くとは」を考える上で仕事に効く⁉︎映画です。是非、ご覧ください