競合他社はライバルかそれとも仲間か?

2019年がスタートしました。皆さんはどのような新年を迎えましたでしょうか?
新年は新しい目標を決める人も多いと思いますが、決めましたか?

実際、新年に定めた目標を挫折することなく達成する人は多くないようですが、二重に目標を設定しておくと挫折しなくて済みますよ。目標①は高い目標でも目標②は達成できやすいハードルを下げた目標にするのです。

 

例えば、ダイエットでは

目標①:1年間で10キロダイエットする!

目標②:夜のアイスを2日に1度にする!

など、目標②を達成しやすいレベルにするとオススメです。

 

ビジネスでは、

目標①:今年の新規契約を20社にする!

目標②:毎月、1社の新規取引先と契約する!

という具合にそれぞれのビジネスに適した目標を設定していくとメンタルストレスも軽減することができます。

 

目標はあくまでも自分の行動の方向付けです。自分の進む道の先が辛いモノになってしまっては進むことができなくなります。この1年、進む道が楽しい道であるように応援しています。

 

 

競合他社の存在はライバルか仲間か?

さて、競合他社はライバルなのか?という話を先日、打ち合わせしている時に話題となりました。

私、個人の見解として答えを伝えると

 

「市場を広げたい場合は、仲間として考える」です。

 

この考え方は状況によっても変わりますが、まだ未開拓の新しい分野に進出した場合、競合他社をライバルとして考えるよりも市場を作り出す仲間として視点を変えることが大切だと考えています。

 

通常のビジネス視点の4P、ポジショニング、シェア率から考えるとこれは間違いだという答えが返ってきますが、市場の芽が出始めて成長段階にある時は、競合他社の存在は市場を活性化するための仲間に近いのです。

 

新規開拓分野で大切なのは、提供するコンテンツの価値を見込み顧客に対して認知してもらうことです。
新しい価値を知って使ってもらい、市場成長としてのキッカケを生み出していくのです。

 

企業としては限られたリソースの中でできることが限定されてきます。そのため市場の拡大は1社だけでは難しい部分があります。

 

 

ライバルを観て、意識しない

市場が成熟してくるとパイの奪い合いになります。

つまり市場が成長し成熟していく段階になると競合他社はライバルとなります。このような環境になると戦略を考えていく必要が出てきます。ビジネス戦略では重要なドライバーや指標がいくつかあり、競合他社よりもそれが抜きん出ていることが重要です。

 

戦略を考える上で大切なことは【ライバルを観て、意識しない】ということです。

ビジネスだけに留まらない考えですが、ライバルの存在を意識しすぎると本来の目的を見失うことになります。

ビジネスで最も観て、意識するのは顧客と自分がいる環境(企業内など)、その関係性です。

 

ライバルばかりを意識してライバルを倒す事ばかり考えていると価格競争など誰も幸せになれない戦いへと進んで行くことになってしまいます。それだけは避けなればなりません。そのような戦いに巻き込まれるとなかなか上昇気流に乗れなくなってしまいます。

 

ライバルは視野に入れておくだけでそれ以上に自分のやるべきことや時間を使ってはいけません。限られたリソースを有効に使いましょう。

 

 

 

おわりに。もう11日が過ぎます。

新年がスタートして11日が過ぎます。今年に入って皆さんはどのような結果を出しましたか?

今年の私の目標①は【アウトプット】です。今ままで以上にアウトプットしていこうと考えています。そして、目標②は【結果にこだわる】です。

 

 

コーディネーター 前兼久

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