起業するには勢いが大切だけど、アイディアのまま突っ走るのはリスクが高い
起業には勢いというキーワードが付いてくる。ネットや雑誌には起業家のサクセスストーリーも多く、それに感化された形でSNSでは起業ブームの兆しすらある。
起業家の全てがそうという訳ではないが、起業家の中には勢いで起業したと話す人も多く、その話はとても魅力的に聞こえてくる。実際には、魅力的な話の根底には努力や失敗を繰り返していることも少なくない。
悠々と起業してきたと言える人はそれほど多くないというのが実際の姿だと思う。
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起業には確かに勢いは大事。これから待ち受ける困難な状況アレコレと考えて一歩目が出ず、いたずらに時間を過ごすよりも、飛び出してハードルを次々に乗り越え、壁をよじ登り、転げ落ちてもまた立ち上がり再び走り出す。
しかし、中にはビジネスアイディアだけを握りしめて走り出す人も存在している。
なんとかなるだろう。と考える人も多いが、なんとかなった人はただ運が良かっただけかもしれず、皆が同じような運が訪れるとは言い難い。
勢い+アイディア=スタート では多くの起業家はビジネスのジャングルへ迷い込むことになる。
素晴らしいアイディアを目の前にして早くスタートしたい気持ちを抑えながら最低限の準備をしてスタートを切ることがベスト。頭はクールに心はホットを維持する。
折角の素晴らしいアイディアもジャングルで迷ってしまっては世の中に送り出すことができなくなる。
- 雑でもいいので事業計画書を作る
- 協力者を募る
- 血液となる資金をコントロールする
など、起業に向けた準備で生存率はグッと上がる。
具体的に何を相談していいのかわからない方はスタートアップ ガレージのコーディネーターに相談してみてくださいね。
勢いと一緒に準備するべきものを教えてくれますよ。
前兼久
株式会社 琉球ストラテジー 代表取締役
主な活動分野はウェルネスビジネス。健康、働き方、スポーツに関わる仕事をしています。
理学療法士、トレーナーの仕事の他、起業や新規事業のアドバイザーをしています。マーケティングとブランディングが好きで戦略思考でビジネスをサポートしています。
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