介護業界におけるヘルスケアビジネスの展望

いよいよゴールデンウィークに突入しますね。皆さんのご予定はいかがでしょうか?旅行に行く方もいるでしょうし、家でゆっくりする方もいるでしょう。イヤイヤ、仕事だよ!という方もいると思います。連休中の仕事は大変だと思いますが頑張ってくださいね。

 

連休期間でも仕事をするという業界は意外に多く、ヘルスケアビジネス業界では介護事業がそうです。

 

介護業界は休みが取りにくい環境のひとつと言われています。中には有給も取りにくいという施設もあると伺ったことがありますが、どの施設も人手不足や今回の改定で経営が厳しい状況に置かれています。

 

今回は厳しい状況に置かれている介護業界を中心にヘルスケアビジネスの展望をお話ししたいと思います。

 

 

 

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介護業界の現状に新しい芽を

【汚い、キツい、危険】の3Kと言われていた介護業界は今では【帰れない、厳しい、給料安い!】など新3Kも誕生するなど6Kへと負の進化を遂げています。これには様々な要因が考えられますが介護保険制度を基準としたビジネスの中では制限や国の動向も大きく影響し、経営者も従業員も利用者も満足のいく環境を創り出すことが難しくなっているためです。

 

ただ努力が足りないだけではないのか?という声も聞こえてきますがそうではありません。経営者や従業員はもの凄く頭を悩ませセミナーに参加し勉強したり、汗をかきながら利用者に良いサービスを提供し続けています。

しかしながら、介護保険点数は2年ごと改定され経営を揺さぶり、稼ぐことができる金額は決まっています。基本的には介護保険料は適正化される傾向にありますので今後、大幅な増収を期待することができません。介護業界は別の見方で言えば国の制度で保障され守れた環境でビジネスを展開することができるという見方はありますが、売り上げに限界がある業界でもあるのです。さらに介護業界はご存知の通り離職率が高い業界として有名です。離職率の高さは6Kの影響があることは否定することはできませんがこの離職率は改善する傾向が見られません。

 

現在、このような介護業界の課題を介護ロボットを始めテクノロジーを駆使して介護業界に新しい芽が育つ土壌が増えつつあります。また、従業員が働きやすい環境を整えることで利用者と従業員の満足度を高めている施設も増えロールモデルとして広がりつつあります。

 

 

 

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出会いの場でもある介護業界の課題

ヘルスケアビジネスを考える上で大切なのは【そのサービスを喉から手が出るほど必要としている人は誰か?】に答えることができることです。

 

ビジネスとして考える上で提供するサービスをはじめて利用してくれる人との出会いは大きな一歩ですが、ビジネスの世界で面白くも辛いところはそのはじめて利用してくれる人を見つけ出すことです。ビジネスは誰かの困っていることを解決することが基本思考ですがその誰かが見つからないということは多々あります。

 

その点、介護業界では多くの課題があり悩んでいる人も悩みの数だけ存在しています。ヘルスケアビジネスでの解決はまだまだ途中であり参入する余地は充分に残されています。介護ロボットもまだまだ改良し一般的なものになるには少し時間が必要であると思いますが【そのサービスを喉から手が出るほど必要としている人は誰か?】の問いに明確な答えが出すことができればサービスの浸透速度は速くなっていくと考えています。

 

介護業界はやや特殊な分野であり関わりが少ない方や企業には参入障壁が高いように感じると思いますが、その時は是非とも私に相談をしてください。医療業界、介護業界の課題とこれからの展開を判りやすくお伝えしヘルスケアビジネスが展開しやすいようサポートしています。

 

 

ヘルスケアビジネス担当

前兼久俊一

 

 

 

 

 

 

 

 

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