秋に3周年を迎えるスタートアップガレージの「これまで」の歩みを振り返りながら、SGの「これから」を考えていく連載です。

(最初の記事はこちらから)「スタートラインはここから」Startup Garageのこれまでとこれからと。

本日は「起業支援とコワーキングの両軸運営」について。

 

スタートアップガレージは、起業支援とコワーキングスペース両方の機能を備えた施設。起業の個別相談は予約優先ですが、当日でも担当スタッフが対応可能であれば承ることもできます。

予約相談をした後にスペースでそのままじっくりアウトプットしてもいいし、コワーキングスペースとして作業をしながら何か気になることがあったらスタッフに当日相談するという使い方もできるわけです。

 

コワーキングスペース運営というのは、例えるとアクアリウムづくりのようなイメージ。

目的や業種もバラバラな人々を、それぞれがそれぞれに過ごしやすく+交流しやすくなる工夫が必要です。比較として、交流する要素のないシェアオフィスは「大きな水槽の中で小分けされた中で別々の魚が棲んでいるアクアリウム」といったところでしょうか。ライトやポンプは共有しているけど特に交流はしないよね、みたいな。

いろいろな魚たちを一緒に交わらせるということは、ともすれば全滅の危険もあるわけです。交流というと「とにかくいろんな人に来てもらおう!」と思いがちですが、最低限の区分けと一定以上の方向性が無ければなりません。

スタートアップガレージはまさに「とにかくいろんな人に来てもらおう!」がスタートだったのでヤキモキした時期もありましたが、なんだかんだで今は安定しているかなと思います。

 

このままアクアリウムで例えを続けると、起業支援というのは「魚の孵化をサポートする」ようなイメージ。

「もう孵る寸前!つつくだけでええやん!」という方もいれば「まだまだ細胞分裂していきましょう~!」という方まで、相談のステージや内容は様々です。

スタートアップガレージでは多様なご相談に対応できるように、多様なバックボーンを持った相談員がいます。共通点としては「それぞれが別に自分の事業を持っているプレイヤーである」こと。コンサルタントというよりメンターとして、ゴリゴリの生々しいアドバイスが可能です。

効率がいいのは「つつくだけで孵化するような状態の人を集める」運営かと思いますが、泥臭く「長期間をかけて育てていく」起業の相談を大切にしています。この3年間でようやく「初年度からサポートした事業が目に見えて成長してきた」のがわかるようになりました。

 

コワーキングも起業支援も、本来はそれぞれがデリケートで骨のいる運営です。いっぱい失敗もしたし、いっぱい良いこともあったし、反省もたくさんでしたが少なくとも施設として成長した3年間だったと思います。最後すごく雑にまとめましたが、続きはまた次回に!