起業は人生の選択肢のひとつ

今日はバレンタインデーですね。

チョコ貰いました?チョコ食べたら歯磨きしましょうね。

貰えなかったら?来年に向けて精進しましょうね。でも、あきらめたら、そこで試合終了ですよ。(私はチョコと鯖缶もらいました!)

 

……さて、本日のコラムのテーマは起業についてです。

今回で前兼久がお届けするコラムは最後となります。
ハンカチを片手にお読み頂ければと思います。…珈琲でもいいです。

 

起業は人生の選択肢のひとつ

これまでスタートアップガレージで起業相談役を担当してきましたが、私はスタートアップガレージで起業相談を受けるたびに「起業とは人生の選択肢のひとつだ」と考えるようになりました。

 

起業は、希望と夢と不安とリスクと様々な要素が絡み、起業を考える人の外側や内側は混沌の様相を呈しております。

倒産のリスクは意外と低く、10年以上も活躍している企業、個人事業は多く存在しています。一方で事業が大きくならずにジレンマを抱える企業も少なくありません。事業が大きくなるかどうかは実力と努力と運が必要です。ちなみに日本の起業率は5%前後です。そして、廃業率は3.5%程度です。
(詳しい数字に関しては中小企業庁のサイトをチェックしてみてくださいね。)

 

こうなると起業するべきなのか、やめるべきなのかっと判断が鈍ると思いますが、私のアドバイスは「起業は良いぞ!」です。

 

起業は人生の選択肢のひとつです。

人生100年と言われる時代に生まれて起業という経験と知識、技術を身につけることは人生を楽しむ術に成りえます。

 

起業で人生を楽しむ?と思うかもしれませんが、ゼロから事業を作り、多くの方々と出会い、支え、支えられて事業が成長していく。顧客から「ありがとう」っと言われてお金を頂くあの瞬間はなかなか言葉にすることができません。

 

起業は誰かの悩みや辛み、痛みを解決することが根底にあります。そのため、悩みを解決してくれる事業は笑顔が生まれる場所になると考えています。

生ぬるい考えのひとつかもしれませんが、起業して汗水流しながら作り上げた事業で手にしたありがとうが詰まったお金はかなり重いものです。

 

私は、初めてありがとうが詰まった3000円の重さを忘れることができません。

 

その瞬間に「これは生き甲斐になる」と起業が生き甲斐になると直感しました。

それから新たな事業をスタートするたびに新しい出会いやチャンス、そして笑顔とありがとうが増えていきました。

 

どんな仕事でも社会を良くするためにありますが、これから皆さんが起業したいなっと考えた時、このコラムを思い出して頂ければ幸いです。

 

起業はいいぞ!

 

おわりに

さて、毎週金曜日にコラムを書いてきましたが、本日をもちまして前兼久のコラムは終了となります。

同時にスタートアップガレージでのコーディネーターも終了となります。
スタートアップガレージがスタートした時からコーディネーターとして多くの方々に関われたことは幸せでした。
起業相談では厳しいことも伝えたと思いますが、それぞれの道を進んで行く姿は感慨深いものがありました。

 

人生、生きていくと辛い時や悲観的になる時があります。
その時に自分の人生の選択肢がどれくらいあるかで前向きに進むことができます。
悲観的な方向を見れば、自然にその方向に進んでいくように私たちはできています。

悲観的な道を選ぶ必要はなく、手に持っている選択肢で楽しい方向を選んで貰えれば良いと思います。起業はその中のひとつであり全てではありません。

起業しろ!とは言いませんし、起業が偉い!とも思いません。

ただ、ただ人生を楽しく過ごして欲しいと切に願っております。
その時に起業という選択肢を持ちこのコラムが何らかの役に立てば幸いです。

 

最後になりましたが、長い期間、自由にコラムを書かせてくれたスタートアップガレージには感謝です。
密かにコラムのファンになってくれた方、読んでいただきありがとうございます。面白かったと言っていただけるとめっちゃ喜んでおりました。

 

今後は、地元沖縄県に戻り起業します。その模様はSNSで発信していますので気になる方はフォローしてくださいね。

また、ゼロからリスタートとなります。なかなか気合いが必要ですが頑張りたいと思います。

多くの方に出会い、起業や経営の難しさと楽しさを知った豊橋の地は第二の故郷となりました。

今ままでありがとうございました。
また、何処かで会いましょう。

前兼久

 

 

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