テーマは宇宙！おすすめ書籍ミニプレゼン会

本との出会いと人との繋がりを楽しもう！参加者がそれぞれ「これぞ！」というおすすめ書籍を持ち寄ってプレゼンと質疑応答を行います。

今月のテーマは「宇宙&天文」です！
専門書はもちろん、漫画や写真集でもOKです！皆さんぜひ参加・ご見学にいらしてくださいね。

今回もファシリテーターの湊本さんに、今回のテーマおすすめ書籍をご紹介いただきました！

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宇宙&天文関連本だと最新の理論や技術を紹介した本と思ったのですが、文系の自分としては？？？です。そこで映画みたいなドラマチックな科学ノンフィクション本、「アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ」を紹介致します。

1901年、ギリシアの海底から奇妙な機械の破片が引き上げられた。いったいこれは何の為に創られたのか？二千年前の「謎の機械」を、百年にわたった謎解きを研究者とともに描く、興奮の科学ノンフィクション！この本との出会いはいわゆるジャケ買いというパターンですね。うぉーこの本、面白そう→表紙をめくってアンティキテラの主要破片写真→即買いでした。

謎解きもとても面白いのですが、この機械に取り憑かれ翻弄される科学者や博物館員が面白い。そしてSF作家の巨匠アーサーCクラークまで登場しますから。また百年の謎解きなので、世界大戦やCT撮影&CG技術の発展もドラマチックに描かれます。

正直謎解きの具体的説明は難しすぎて分からないのですが（汗）、この機械の素晴らしさと革新性ははっきりと分かります。「私（著者）の心に深く残るのは、私たちと古代人との距離の近さではなく、遠さだ。（中略）現代人が正確に時間を刻む実用的な機械を求めていた同じところで、ギリシア人は知識を獲得し、天界の美を表現し、神々に近づく方法を追求していたのだ」

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